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臭いの悩み

おならの回数を減らして臭いを減らすはどうすればいい?おならが臭い人やおならがよく出る人のための対策

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今回は、おならで悩むすべての人を救うべく、おならを減らす解決策や、おならの臭い対策を取り上げます。

もし、あなたがおならで悩んでいなくても、周りの人で悩んでいる人があれば、この記事をそっと教えてあげてくださいね。
おならはストレスが原因で発症しやすいので、自分の悩みを理解してくれる人がそばにいるだけでもストレスは緩和されるんです。

それではまいりましょう!

おならの正体は腸に存在する「腸内ガス」

1日10~20回程度のおならは身体が健全な証拠です。

おならに関するお話をする前に、まずは、おならの正体について説明しておきます。

先ほど、おならは腸に入った空気だといいましたが、腸に空気が入ることは別に特別なことではありません。
なぜなら、誰しも腸の中には常に空気が存在しているからです。
その空気を別名、「腸内ガス」と呼びます。

この腸内ガスは私たちが生きていくうえで欠かせないガスで、腸内を刺激し、便を前進させるという大事な役割を担っています。
ちょっと汚い話かもしれませんが、私たちが便を出せるのは、この腸内ガスが便を肛門のほうへグイッ、グイッと押し出してくれているからなんですね。

腸内には腸内ガスがあります

だから、腸内に存在するガス自体はけっして悪いものではなく、私たちにとって必要なものだと知っておいてください。

毎日入れ替わる腸内ガス。
おならは腸内ガスの入れ替えのために必要な生理現象なんです!

ちなみに、この腸内ガスは腸の中で日々作られていて、大人の腸には平均してコップ1杯程度の腸内ガスが常に存在しているといわれています。
そして、この腸内ガスは日々いわゆる新陳代謝がされていて、古い腸内ガスは身体の外へどんどん排出されているんです。

その排出は以下のようになっています。

  1. 腸内ガスの15%ほどは、おならとして排出されている
  2. 残りの85%は、吐く息とともに排出されている

腸内ガスの15%はおならとして肛門から排出されます。
だから、おならが出ること自体は自然なことなんです。

ちなみに、腸内ガスがおならとして排出される量は、1日あたり約500ミリリットル~2リットルだといわれています。
その量が10~20回ほどのおならに分かれ、1日かけて排出されるんです。
(参考:腸内ガスについて

だから、どんな美人も1日に10~20回のおならをしている!ということを知っておいてください。

「私はオナラの回数が多いのかも・・・」と心配している方は、10~20回程度であれば、全然心配いりません。
安心してくださいね。

ただ、驚くべきことは上記で紹介した「2」ですよね。

腸内ガスが私たちの吐く息の中に含まれている、っていう事実、知ってましたか?
実は、私たちが吐く息にはおならと同じ臭い成分が入っている場合があるんです。

つまり、吐く息(口臭)がキツイ人は、この腸内ガスが臭いことが原因の可能性もあるということです。

あとでお話しますが、腸内ガス自体はその99%が無臭で、1%が臭うガスといわれています。
ただ、腸内環境が悪化すると、その99%のバランスが崩れてしまい、臭いガスの割合が多くなってしまうんですね。
そうなると、口臭も臭くなりやすいというわけです。

オナラを我慢すると体調不良や口臭・体臭の原因になります

このように私たちの身体の中には常に腸内ガスが存在します。
では、その腸内ガスは一体どこから生まれるのでしょう?
腸内ガスの正体は「空気」と「腸内の消化活動で生まれたガス」

実は、腸内ガスの正体は「空気」と「腸内の消化活動で生まれたガス」です。

この記事の最初に“私たちは空気を飲み込むことがある”とお伝えしましたが、腸内ガスの7割から9割はあなたが口から飲み込んだ空気で、残りの1割から3割は腸の中で生まれているんです。

腸の中には、消化の過程で腸に流れてきた食べ物のカスを分解するために「腸内細菌」と呼ばれる細菌がいます。
この腸内細菌が食べ物のカスを分解する際にガスを作り出しているんですね。

さて、先ほど、腸内ガスには“無臭のガス”と“臭うガス”があるとお話ししました。
実は・・・臭うガスが生まれる原因には腸内細菌が絡んでいるんです。

腸内にいる腸内細菌は1種類ではありません。
実は腸内には1,000種類以上といわれるほどたくさんの種類の腸内細菌がいます。

そして、その中には、臭いの元となる有害なガスを作り出す細菌がいます。
その正体こそが「悪玉菌」です!

おならが臭くなる理由は、腸内にいる悪玉菌が原因だった!

あなたは「善玉菌」と「悪玉菌」という言葉を聞いたことがありますか?

ヨーグルトのCMなんかでも聞くことのある言葉だと思いますが、前者の「善玉菌」は人間にとってプラスに働く腸内細菌のこと。
そして、後者の「悪玉菌」はマイナスに働く腸内細菌のことを指します。
(参考:免疫力を高めるなら『腸内細菌』を増やそう!免疫力アップ 7つの方法)

そして、この後者の悪玉菌が、オナラの臭いの素となる有害ガスを作り出しているんです。
そのガスには硫化水素やアンモニアなどが含まれていて、それはそれは強烈なニオイです。

先ほどもお話しましたが、オナラの成分の99%は無臭のガスで、1%が臭いガスです。
私たちが「おならは臭い」と認識しているのは、悪玉菌が生み出す1%の臭いガスがあまりにも強烈すぎるからなんです・・・!

ここで、無臭のガスと臭いガスに含まれている成分を紹介してみます。

1.無臭のガス(おならの中の約99%以上の成分)

窒素、水素、二酸化炭素、酸素、メタンなど

2、臭いが強いガス(おならの中の約1%以下の成分)

硫化水素(りゅうかすいそ)・・・腐った卵のニオイ・温泉の硫黄のようなニオイの元
酪酸(らくさん)・・・腐ったバターのニオイの元
アンモニア・・・尿が乾いたニオイの元
スカトール・インドール・・・便のニオイの元

いかがですか?
臭いガスを構成している成分、こうやって文字にするだけでも臭ってきそうですね・・・。

悪玉菌が生み出すガスが恐ろしいところは、もし、そのガスがオナラとして排出されずに腸にとどまってしまうと、腸自体を傷つけてしまう可能性がある点です・・・!
たとえば、腐った卵のニオイがする硫化水素は、長く腸にとどまると腸にダメージを与えて「大腸炎」を引き起こすともいわれています。
(大腸炎については、ナースフル内の潰瘍性大腸炎の解説ページが参考になります)

また、そのガスがたくさん含まれたオナラを長時間我慢し続けると、有害な成分が腸の血管から血液中に吸収されて全身を巡ってしまい、さまざまな体調不良につながります。
そして、血液に吸収されて全身を巡ったガスは、最終的にあなたの“吐く息”として排出されるんです・・・!

悪玉菌が生み出すガスってとても怖いですね・・・。

この悪玉菌のガスですが、健康な人であっても、どうしても出てしまいます。
なぜなら、私たちの腸には、必ず善玉菌と悪玉菌がバランスよく存在しているからです。
そのバランスによって、腸内ガス全体の1%以下が臭いガスになっています。

ただ、そのガスの割合は腸内環境が乱れると崩れてしまうんです・・・!

おならが臭くなる4つの理由

本来、腸内ガスの1%以下になるはずの臭いガスが増えると、オナラの臭いが強くなってしまいます。
あなたは「今日はやけに自分のおならが臭いな・・・」と思ったことはありませんか?
実はその状態、あなたの腸内環境が乱れていることが原因かもしれません。

腸内の中では善玉菌と悪玉菌がバランスよく同居していますが、食生活が乱れたり、ストレスが多いと、悪玉菌の数が増えてしまうんです。
腸内環境のバランスを悪化させてしまう原因についてリストアップしてみました。

腸内環境バランスを悪化させる原因は大きく分けて4つあります。

  • 食生活の乱れ
  • ストレスが多い
  • 不規則な排便
  • 老化

それぞれについて詳しくみていきましょう。

1.食生活の乱れ

腸内環境のバランスを悪化させる最大の原因は食生活の乱れです。
とくに次のような食生活をしている方は気をつけてください。

食物繊維や乳酸菌の摂取が少ない
食物繊維や乳酸菌は悪玉菌を減らして善玉菌を増やしてくれますが、もし、これらの摂取が少ないと、悪玉菌が増えてしまいます。

肉などの「タンパク質」や、ニラ・にんにく・ネギなどをよく食べてしまう
これらの食べ物は臭いガスの成分である硫化水素のもととなります。

2.ストレスが多い

ストレスが増えてくると、胃腸の働きが鈍くなります。
そうなれば、ガスや便が腸の中に滞りやすくなり、有害ガスが腸内に充満してしまうんです。
そのため、腸内環境はどんどん悪化していき、臭いガスが出続けることになってしまいます。

3.不規則な排便

便秘などが原因で排便がなかなかされないと、腸内には大量の便が残っている状態になってしまいます。
その状態が続くと、腸が思うような動きができなくなり、腸内の環境はますます悪化していきます。

4.老化

老化も腸内環境を悪化させる原因のひとつです。
老化が進むと、ストレスを感じた時と同じように胃腸の働きが鈍くなるからです。

いかがでしたか?

老化を防ぐことは難しいですが、それ以外のことに関しては予防ができます。
続けて、オナラの臭いを改善するための対策についてお話しします。

おならのニオイを改善するための対策 4選

おならのニオイを改善するためには腸内環境を整える必要があります。
そのためには、以下の4つのことを大切にしながら、毎日を過ごしてください。

  • 食生活を改善する
  • 適度な運動を心がける
  • 規則的な排便習慣を心がける
  • タバコやストレスなどを避ける

1.食生活を改善する

オナラの改善にいちばんダイレクトに効くのは食生活の改善です。

まず、食物繊維・乳酸菌といった善玉菌の勢力を上げる食材を積極的に食べましょう。
そして逆に、悪臭ガスのもとになるタンパク質やニンニク・ニラ・ネギなどは控えめにしてくださいね。

また、おならの回数を減らすのであれば、お腹がゴロゴロなるような消化に悪い食べ物や、空気を飲みこみやすい炭酸飲料も控えめにしましょう。
腸の消化を助けるために、食べ物をよく噛んで食べることも大切です。

2.適度な運動を心がける

運動をすることで、腸に適度な刺激が加わり、腸の中にたまりがちな腸内ガスがスムーズに排出されるようになります。
とくにウォーキングなどの全身運動や、ヨガやストレッチなどの腸に直接刺激を与えるような運動は効果的です。

運動はダイエットにもつながりますので、痩せたい人には一石二鳥ですね。
ちなみに、ダイエットを意識した運動に関しては、以前以下の記事で取り上げましたので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

 

3.規則的な排便習慣を心がける

毎日決まった時間にトイレに行って排便する習慣をつければ、腸の中にたまった有害ガスを日常的に排出することができ、腸内環境は改善が期待できます。
トイレで排便するときは、おならも我慢せずに出せますから、トイレに入ることは大切なんです。

4.ストレスを解消する

ストレスはおならのニオイを悪化させるだけでなく、おならの量も増やします。
そのため、ストレスはできるだけ解消するようにしましょう。

臭くないオナラを出すための腸内環境の整え方

これらの対策をおこなうことで、おならのニオイや回数は改善されていきます。
ただ、人によっては、いろいろなことが原因となって改善しにくいこともあります。
そんなときは、“お腹のハリ”を抑える市販薬を使ってみましょう。
市販薬を使うことでも、おならのニオイを抑えたり、腸内ガスの量を減らすことができます。

また、「人前でおならが出てしまうのが怖い・・・」という「おなら恐怖症」の人は、ニオイが少ないオナラを“こまめ”に出すことを意識しましょう。
上記の対策をおこなえば、おならのニオイは改善されますので、こまめに出すおならなら、周りの人には気付かれにくいです。

おなら恐怖症になると、おならをガマンし続けることになっちゃうので、かえって腸内環境が悪化し、おならがどんどん臭くなっちゃう恐れがあるんですね。

だから、最初にお伝えした通り、どんな美人も1日に10~20回のおならをしている!ということを念頭に置きつつ、おならを我慢することは辞めましょう。
おならを出すことも美人の秘訣なんです。

おならが人より多く出るなら、空気を飲み込みすぎている可能性大!

ここからは、おならがしょっちゅう出て困っている人に知っていただきたいお話です。

何度もお話しているとおり、一般的な大人のおならの回数は、1日10~20回程度。
この中には、ごく微量のために本人も気がつかなかったり、寝ている時や動いている時などに無意識にしているものも含まれています。

そのため、「自分は20回以上おならをしている・・・」と意識できてしまうほどおならが出ている人は、明らかに回数が多いと思われます。
おならの量が増えてしまう原因を整理してみました。

1.空気を多く飲み込んでしまっている

今回の記事の前半で、おならの70~90%は飲み込んだ空気によってできているとお伝えしました。
つまり、空気を飲み込む量が増えることで、おならの量は多くなってしまいます。

空気を飲み込む量が増えてしまう原因には次のようなものが考えられます。

早食い

よく噛まない人は、ご飯と一緒に空気をたくさん飲み込んでいる可能性が高いです。

熱い飲み物が好き
熱い飲み物はすすりながら飲むことが多いので、余分に空気を飲み込んでしまいます。

ストレスが多い

ストレスが多いと、「空気嚥下症(くうきえんげしょう)」にかかってしまい、空気をたくさん飲み込んでしまいます。

炭酸飲料をよく飲む

炭酸飲料にはたくさんの二酸化炭素が溶け込んでいます。
そのため、炭酸飲料をよく飲む人は、空気をたくさん飲んでいることになります。
溶け込んだ二酸化炭素はゲップでも出ますが、腸までたどり着いた場合は、腸内ガスになってしまいます。

2.ガスを発生させやすい食べ物を食べている

お腹のなかで発生するガスの量が増えることでも、おならの量は増えてしまいます。
お腹の中でガスがたくさん発生する原因には、次のようなものが考えられます。

消化に悪い食べ物を摂っている

消化に悪いものを摂ると、お腹の中にはたくさんのガスが発生します。

例えば、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするタイプの人は、牛乳を消化しにくい体質のため、牛乳を飲んだときにはたくさんのガスが発生します。

食物繊維の摂りすぎ

焼き芋を食べるとオナラが出るといわれますが、あれは大量の食物繊維の摂取が原因です。

一度に大量の食物繊維を摂ると、腸の中で発酵が起こって大量のガスが出ますので気を付けましょう。

基本的にはおならの量とニオイは無関係です。
ただ、頻繁にトイレに行けない状況でおならの量が増えてしまうと、おならを我慢する機会が増えてしまい、結果的に腸内環境が悪化し、さらにおならの量が増えてしまいます。

そのため、おならを気にする人は、空気を飲み込みすぎないように気を付けたり、ガスの発生につながる食べ物を避けることが大事になります。

いかがでしたか?

今回の記事をきっかけに、おならに悩む人たちがおならの悩みから解放されることを願っています。

上記で紹介した対策をおこなったにも関わらず、3日以上お腹が張っていて痛みが強い場合などは、何かの病気が潜んでいる危険性があります。
その際は、早めに近くの医療機関を受診してくださいね。

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